長野県工業技術総合センター
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最近実施した事業

平成29年(2017年)4月20日(木)
平成29年度科学技術週間

【特別講演】
(1)演題「自動運転システムの高齢過疎地域への導入に対する期待と課題」
(2)講師 金沢大学 新学術創成研究機構 未来社会創造研究コア

自動運転ユニット ユニットリーダー 准教授 菅沼 直樹 氏

(3)参加者 41名

(4)講演概要

 金沢大学が開発している自動運転システムと実証実験の概要と、公道走行実証実験から得られた課題と将来に向けた期待について講演いただきました。  自動運転システムは、かつてはインフラ(高速道路等)に頼る形で検討されてきましたが、今では、一般道での検討が当たり前にされるようになりました。一般道での自動運転が活発になった主な理由は、@コンピュータ処理能力の向上、A人工知能の普及、B高精度地図の活用の3点が考えられます。金沢大学は、国内大学で初の市街地での自動運転実証実験を2015年に開始し、現在まさに実験進行中です。自動運転のために必要な周辺環境認識用車載センサーとして、レーザを照射して周囲との距離分布を計測するLIDAR、電波を照射して距離分布を計測するRADAR、複数台のカメラを利用したステレオビジョンが紹介されました。また、新規手法として開発した2次元のオルソ画像を用いた自己位置推定法は、自己位置を高精度かつ信頼性高く推定できる手法で、既存の3次元地図を用いた手法に比べ、メモリ使用率や演算コストの面から大きな利点を持ちます。  今後の課題として、自動運転時の事故の削減、車と社会の関係、保険制度等、まだまだ一つ一つクリアしていかなくてはならないものもありますが、テストコースや珠洲市の公道で実証実験を行いつつ、実際的な技術課題の解決を行いながら、一般道での普及を目指して、着実に成果を出しています。

過去に実施した事業

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